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るぽの日記
どうしてもタバコが吸いたい
10Lの酸素を一時中断してまでタバコを吸っておられたOさん。

Oさんは肺がん末期の方で呼吸困難があり酸素を吸入されていました
ベッドから起き上がるのもしんどいのに
「たばこは生きがいなんや。こんだけ吸うてたからほらこんな病気になるわな。まぁやりたいことやって死ぬんやから、それはそれでええやろ?」と話されていたのがとても印象的でした

とてもお話好きの方で、野球の話や酒の話でよく盛り上がりました
お部屋でコーヒーをごちそうしてくださったこともありました


呼吸困難が強くなってくると「酸素がどこかで漏れてるんちゃうか」と酸素のせいにして病状の悪化を認めることができずにいました
それでも亡くなる2日前までたばこは吸い続け
今日の明け方永眠されました

Oさん、どうぞ安らかにお眠りください




緩和ケア病棟ではできる限り患者さんの望む生活ができるような
援助をします
Oさんのようにタバコを吸うことを生きがいとされている方ならば
病室でのタバコも許可しています
タバコを吸うことで呼吸困難が増強するとわかっていても
タバコを吸いたいという気持ちを出来る限り尊重し
緩和スタッフが呼吸困難の緩和に努めます

呼吸困難のコントロールとして
お薬をつかって、そばによりそって
「やりたいことをやって死ぬんや」といいながらも病状の進行を、死をうけいれることはできていなかったように思います

死をうけいれる
ってことばでいえば一言ですが

経験したことない死をうけいれることってできるもんなのかなって思ってしまいます
怖いよだって・・・。

それでも実際患者さんの中には「受け入れができている」ようにみえる方がいらっしゃるんです
どうしてできたんやろ?
どうすればできるようになるんやろ?
本を読めばそれなりのことは書かれていますが
緩和ひよこナースにはわかりません
まだまだこれからです



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